犬がぐるぐる回る理由は?心配ない行動と病気のサインをやさしく解説

犬がぐるぐる回る理由は?心配ない行動と病気のサインをやさしく解説

記事を書いた人:PetFriends.jp店長 篠本

ペットフード販売士

この記事の結論

犬がぐるぐる回るのは、嬉しい時・排泄前・寝る前など自然な行動の場合があります。 ただし、急に始まった、同じ方向にばかり回る、ふらつく、頭が傾く、目が揺れる、老犬が夜中に回り続ける場合は、体調不良や病気のサインの可能性があります。

目次

  1. はじめに
  2. 犬がぐるぐる回る心配しにくい理由
  3. 犬がぐるぐる回る時に注意したい理由
  4. 動物病院に相談したいサイン
  5. よくある質問
  6. まとめ

1. はじめに

1-1. 犬がぐるぐる回るとは?

犬がぐるぐる回るとは、その場で円を描くように歩いたり、くるくると体を回転させたり、しっぽを追いかけるように回る行動のことです。

愛犬が突然ぐるぐる回ると、「楽しいのかな?」「どこか悪いのかな?」と心配になりますよね。

実は、犬がぐるぐる回る理由には、心配しなくてもよいものと、注意した方がよいものがあります。

1-2. まず知っておきたい結論

犬がぐるぐる回る時は、「いつ」「どんな様子で」「どのくらい回るか」を見ることが大切です。

回るタイミング 考えられる理由 心配度
散歩前・ごはん前 嬉しい、興奮している 低い
トイレ前 場所や体勢を確認している 低い
寝る前 寝床を整えている 低い
同じ方向にばかり回る 耳・神経・脳の異常の可能性 高い
老犬が夜中に回る 認知機能の低下、痛み、不安など 高い

2. 犬がぐるぐる回る心配しにくい理由

2-1. 嬉しい・楽しい・興奮している

犬は嬉しい気持ちが高まると、その場でぐるぐる回ることがあります。 飼い主さんが帰ってきた時、散歩のリードを見た時、ごはんの準備が始まった時などに見られます。

表情が明るく、しっぽを振っていて、回った後も普段通りなら、心配しすぎなくて大丈夫です。

2-2. 排泄前に場所や体勢を確認している

犬がトイレ前にくるくる回るのは、場所や体勢を確認している可能性があります。 落ち着いて回り、排泄後に普段通りであれば、自然な行動として見守ってよいでしょう。

2-3. 寝る前に寝床を整えている

犬が寝る前にぐるぐる回るのは、寝床を整える行動のひとつです。 ベッドの上で回ってから落ち着いて眠るなら、基本的には自然な行動です。

2-4. しっぽを追いかけて遊んでいる

犬が自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回る場合、遊びや退屈が関係していることがあります。 たまに短時間だけ行い、その後すぐ別の遊びに移れるなら、そこまで心配はいりません。

ただし、何度も繰り返す、止めようとしても止まらない、しっぽを噛んで傷つける場合は注意しましょう。

3. 犬がぐるぐる回る時に注意したい理由

3-1. ストレスや退屈がたまっている

犬が頻繁にぐるぐる回る時は、ストレスや退屈が関係していることがあります。 散歩不足、遊び不足、留守番時間の増加、生活環境の変化などがきっかけになることがあります。

関連して、犬が爪を噛む行動については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
犬が爪を噛む理由7つとやめ方

3-2. お尻・皮膚・しっぽに違和感がある

犬がしっぽやお尻を気にしながらぐるぐる回る時は、体の違和感が原因かもしれません。 肛門腺、皮膚のかゆみ、ノミやダニ、しっぽの痛みなどが関係することがあります。

3-3. 耳や神経の異常が関係している

犬が同じ方向にばかり回る時は、耳や神経の異常が関係している可能性があります。 ふらつき、頭の傾き、目の揺れ、嘔吐、倒れるなどがある場合は、早めに動物病院へ相談してください。

3-4. 老犬では認知機能の低下も考えられる

老犬がぐるぐる回る場合は、認知機能の低下が関係していることがあります。 夜中にウロウロする、同じ場所を歩き続ける、呼んでも反応が鈍い場合は注意しましょう。

夜に寝ない、夜中にウロウロする、夜泣きする行動については、こちらの記事も参考になります。
犬は夜行性?犬が夜に寝なかったり夜泣きをする理由

4. 動物病院に相談したいサイン

早めに相談したいサイン

  • 急にぐるぐる回り始めた
  • 同じ方向にばかり回る
  • ふらつく
  • 頭が傾いている
  • 目が揺れている
  • 吐く、倒れる、けいれんする
  • 老犬が夜中に回り続ける

4-1. 家で観察しておきたいポイント

犬がぐるぐる回る様子を動物病院で説明する時は、動画がとても役立ちます。 いつ回るのか、何分くらい続くのか、右回りか左回りか、呼ぶと止まるかを記録しておきましょう。

5. よくある質問

Q. 犬がぐるぐる回るのは病気ですか?

必ずしも病気とは限りません。嬉しさ、排泄前、寝る前など自然な行動の場合もあります。ただし、急に始まった、同じ方向にばかり回る、ふらつく場合は相談しましょう。

Q. 犬がトイレ前にくるくる回るのはなぜですか?

排泄しやすい場所や体勢を確認しているためと考えられます。排泄後に普段通りなら心配しすぎなくて大丈夫です。

Q. 老犬がぐるぐる回るのは認知症ですか?

認知機能の低下が関係していることがあります。ただし、痛み、目や耳の衰え、内臓の病気、不安などが原因のこともあります。

6. まとめ

犬がぐるぐる回る理由には、心配しにくいものと注意したいものがあります。

散歩前に嬉しくて回る、排泄前に場所を確認する、寝る前に寝床を整えるといった行動は、多くの場合自然な行動です。

一方で、急に回り始めた、同じ方向にばかり回る、ふらつく、頭が傾いている、目が揺れている、吐く、倒れる、老犬が夜中に回り続けるといった場合は、体調不良や病気が関係していることがあります。

「いつもと違うかも」と感じた時は、動画を撮って、早めに動物病院に相談してあげてくださいね。

参考リンク

AKC:Why Do Dogs Spin Before They Poop?

AKC:Vestibular Disease in Dogs

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