犬がぐるぐる回る理由は?心配ない行動と病気のサインをやさしく解説
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記事を書いた人:PetFriends.jp店長 篠本
ペットフード販売士
この記事の結論
犬がぐるぐる回るのは、嬉しい時・排泄前・寝る前など自然な行動の場合があります。 ただし、急に始まった、同じ方向にばかり回る、ふらつく、頭が傾く、目が揺れる、老犬が夜中に回り続ける場合は、体調不良や病気のサインの可能性があります。
1. はじめに
1-1. 犬がぐるぐる回るとは?

犬がぐるぐる回るとは、その場で円を描くように歩いたり、くるくると体を回転させたり、しっぽを追いかけるように回る行動のことです。
愛犬が突然ぐるぐる回ると、「楽しいのかな?」「どこか悪いのかな?」と心配になりますよね。
実は、犬がぐるぐる回る理由には、心配しなくてもよいものと、注意した方がよいものがあります。
1-2. まず知っておきたい結論
犬がぐるぐる回る時は、「いつ」「どんな様子で」「どのくらい回るか」を見ることが大切です。
| 回るタイミング | 考えられる理由 | 心配度 |
|---|---|---|
| 散歩前・ごはん前 | 嬉しい、興奮している | 低い |
| トイレ前 | 場所や体勢を確認している | 低い |
| 寝る前 | 寝床を整えている | 低い |
| 同じ方向にばかり回る | 耳・神経・脳の異常の可能性 | 高い |
| 老犬が夜中に回る | 認知機能の低下、痛み、不安など | 高い |
2. 犬がぐるぐる回る心配しにくい理由
2-1. 嬉しい・楽しい・興奮している

犬は嬉しい気持ちが高まると、その場でぐるぐる回ることがあります。 飼い主さんが帰ってきた時、散歩のリードを見た時、ごはんの準備が始まった時などに見られます。
表情が明るく、しっぽを振っていて、回った後も普段通りなら、心配しすぎなくて大丈夫です。
2-2. 排泄前に場所や体勢を確認している
犬がトイレ前にくるくる回るのは、場所や体勢を確認している可能性があります。 落ち着いて回り、排泄後に普段通りであれば、自然な行動として見守ってよいでしょう。
2-3. 寝る前に寝床を整えている
犬が寝る前にぐるぐる回るのは、寝床を整える行動のひとつです。 ベッドの上で回ってから落ち着いて眠るなら、基本的には自然な行動です。
2-4. しっぽを追いかけて遊んでいる
犬が自分のしっぽを追いかけてぐるぐる回る場合、遊びや退屈が関係していることがあります。 たまに短時間だけ行い、その後すぐ別の遊びに移れるなら、そこまで心配はいりません。
ただし、何度も繰り返す、止めようとしても止まらない、しっぽを噛んで傷つける場合は注意しましょう。
3. 犬がぐるぐる回る時に注意したい理由
3-1. ストレスや退屈がたまっている

犬が頻繁にぐるぐる回る時は、ストレスや退屈が関係していることがあります。 散歩不足、遊び不足、留守番時間の増加、生活環境の変化などがきっかけになることがあります。
関連して、犬が爪を噛む行動については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
犬が爪を噛む理由7つとやめ方
3-2. お尻・皮膚・しっぽに違和感がある
犬がしっぽやお尻を気にしながらぐるぐる回る時は、体の違和感が原因かもしれません。 肛門腺、皮膚のかゆみ、ノミやダニ、しっぽの痛みなどが関係することがあります。
3-3. 耳や神経の異常が関係している
犬が同じ方向にばかり回る時は、耳や神経の異常が関係している可能性があります。 ふらつき、頭の傾き、目の揺れ、嘔吐、倒れるなどがある場合は、早めに動物病院へ相談してください。
3-4. 老犬では認知機能の低下も考えられる
老犬がぐるぐる回る場合は、認知機能の低下が関係していることがあります。 夜中にウロウロする、同じ場所を歩き続ける、呼んでも反応が鈍い場合は注意しましょう。
夜に寝ない、夜中にウロウロする、夜泣きする行動については、こちらの記事も参考になります。
犬は夜行性?犬が夜に寝なかったり夜泣きをする理由
4. 動物病院に相談したいサイン
早めに相談したいサイン
- 急にぐるぐる回り始めた
- 同じ方向にばかり回る
- ふらつく
- 頭が傾いている
- 目が揺れている
- 吐く、倒れる、けいれんする
- 老犬が夜中に回り続ける
4-1. 家で観察しておきたいポイント

犬がぐるぐる回る様子を動物病院で説明する時は、動画がとても役立ちます。 いつ回るのか、何分くらい続くのか、右回りか左回りか、呼ぶと止まるかを記録しておきましょう。
5. よくある質問

Q. 犬がぐるぐる回るのは病気ですか?
必ずしも病気とは限りません。嬉しさ、排泄前、寝る前など自然な行動の場合もあります。ただし、急に始まった、同じ方向にばかり回る、ふらつく場合は相談しましょう。
Q. 犬がトイレ前にくるくる回るのはなぜですか?
排泄しやすい場所や体勢を確認しているためと考えられます。排泄後に普段通りなら心配しすぎなくて大丈夫です。
Q. 老犬がぐるぐる回るのは認知症ですか?
認知機能の低下が関係していることがあります。ただし、痛み、目や耳の衰え、内臓の病気、不安などが原因のこともあります。
6. まとめ

犬がぐるぐる回る理由には、心配しにくいものと注意したいものがあります。
散歩前に嬉しくて回る、排泄前に場所を確認する、寝る前に寝床を整えるといった行動は、多くの場合自然な行動です。
一方で、急に回り始めた、同じ方向にばかり回る、ふらつく、頭が傾いている、目が揺れている、吐く、倒れる、老犬が夜中に回り続けるといった場合は、体調不良や病気が関係していることがあります。
「いつもと違うかも」と感じた時は、動画を撮って、早めに動物病院に相談してあげてくださいね。
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