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犬も夢を見るの?寝ている時に鳴く

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犬も夢を見るのかな?

こんな疑問を抱いたことはありませんか?


今回は「犬の睡眠や夢」に関してまとめました。


犬は1日の大半を寝て過ごす生き物です。


人間にとって睡眠が生きていく上でとても大切なものであるのと同じように犬にとっての睡眠もとても大切です。


しかし、人間と犬では睡眠の根本の部分から異なる部分もあります。

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記事を書いた人:PetFriends.jp店長 篠本

ペットフード販売士

1. はじめに

1-1. 犬も夢を見るの?

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愛犬が寝ている時に突然鳴いたり、吠えたり、しっぽを振っていたり、手足をピクピク動かしていたりする姿を、長年犬を飼っている人なら何度か見たことがあるのではないでしょうか?


これは、犬が夢を見ているためと考えられています。


アメリカの専門誌「サイエンス」によるとMRI(磁気共鳴装置)によって人は夢を見ている研究発表がありますが、MRI検査は動きに弱いため長時間動かないでいる必要があります。


犬が脳炎などでMRI検査を行う時には、全身麻酔をして検査を行います。


これらのことから犬を麻酔なしでMRI検査をすることは困難であることからも、犬が夢を見ていることは実は科学的根拠はありません。


今回の記事を作成するにあたって改めて色々な資料もみましたが、やはり犬が夢を見ている科学的根拠を見つけることは出来ませんでした。


しかし、犬も人間と同じで「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返していることが知られています。


人間においてもレム睡眠時に夢を見ることから、犬も夢を見るのだと言われています。


参考:日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)129 睡眠研究と動物モデル

参考:REM versus Non-REM sleep disturbance specifically affects inter-specific emotion processing in family dogs (Canis familiaris)

1-2. 犬はどんな夢を見ているの?寝ている時に鳴く理由

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先にも伝えたように、犬が夢を見ている科学的な証明がないので、どのような夢を見ているのかは残念ながら分かりません。


しかし、人間の夢の中での体験は、覚醒時に経験した出来事や感情に関連している事が多いことから、犬も同様の可能性が高いです。


犬が日中に追いかけたり、遊んだりしたものが、夢の中でも再現されることがあるでしょう。


寝ている時に犬が鳴く理由は、夢の内容によるものである可能性が高いです。


犬が楽しい夢を見ている場合、幸せな声や歓びの悲鳴をあげることがあります。

逆に、恐れや不安を感じる夢の場合、うめき声や怯えた悲鳴をあげることがあります。

2. 犬の睡眠について

2-1. 犬が夢を見るのと関係する睡眠サイクル

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犬の睡眠サイクルは、人間と共通点がありレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。


しかし、サイクルの間隔が異なります。


人間の場合はまとまって睡眠をとり、約90分間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返します。

犬の場合は、まとまって睡眠を取る訳ではなく、寝たり起きたりを繰り返す「多相性睡眠」を1日に合計12~15時間ほど取ります。(子犬の場合は15~18時間)


そのため、約10分間隔でレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していると考えられています。

犬はそのなかのレム睡眠時に夢を見ていると考えられています。


参考:愛犬はずっと寝てるけど大丈夫?更にご飯を食べない・元気がない場合にはどうすれば良いのか対処法も紹介

2-2. 夢を見て眠っている犬を起こしていい?起こさないほうがいい?

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眠っている犬を起こしてしまうことに抵抗を感じて、近くを通る時に慎重になる優しい飼い主さんも多いのではないでしょうか。


しかし、犬の睡眠は人間と大きく異なり、まとまって睡眠を取ることをしません。

そして、イヌ科の動物は外敵に襲われても直ぐに気付くことが出来るように基本的に眠りは浅いと言われています。


実際に、どんなに足音を立てずにそっと近づいても犬は気が付いて起きてビックリした経験がある人も多いのではないでしょうか


人間は寝起きはボーッとしてしますが、犬は起きたら完全に覚醒します。


ここの部分の睡眠の仕組みは人間と全く違うので、あまり気にする必要はありません。

3. 犬が寝ているこんな時には注意

3-1. 犬が寝ている時に、夢を見ている以外の行動

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愛犬が夢を見ている時にする行動であれば心配する必要はありません。


しかし、特別な注意が必要なケースがあります。


以下、そのような状況をいくつか挙げます。


1. けいれん発作

けいれん発作の特徴として以下のような特徴があります。


・白い泡を吹く

・体が硬直

・激しい震え

・テ足が伸びて突っ張っている

・おしっこを漏らす

・嘔吐をする


けいれん発作は多くの場合は1分以内に収まりますが、それ以上続く場合があります。

けいれん発作により気管を塞いでしまうこともあるので注意しましょう。


ただちに状態をスマホで撮影し獣医師に連絡することをお薦めします。


2. 大きないびきをかく

人間と同じで犬のいびきも鼻腔や咽頭などの病気が疑われます。


シーズーやパグなど鼻が短い犬(短頭種)は、いびきをかくケースが多くみられます。

しかし、急にいびきがひどくなったりする場合や短頭種でもないのにいびきをかく場合には注意が必要です。


また小型犬のシニア犬は僧帽弁閉鎖不全症などで心臓が肥大すると気管を圧迫し、いびきをかくこともあります。


3. あまりにも異常な行動

夢を見ている時に、手足をぴくぴくさせたり、鳴いたりすることはありますが、激しい動きなどをした、以前より激しさが増した、長時間に及ぶ、何回も繰り返すなど、あまりにも異常ともいえる仕草をした時には脳の病気が疑われる時があります。

4. まとめ(犬が夢を見ているときに)

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今回は犬が夢を見ることについてまとめました。


寝ている愛犬が突然吠えたり身体を動かしていると、飼い主としては心配してしまいますよね。

しかし、科学的な証明はないものの、犬も夢を見ると言われています。


なので夢を見ている身体の動きと考えられることは心配ありません。


しかし、時には病気の場合として反応している可能性もありますので、寝ている愛犬の状態をよく観察しておきましょう。

明らかに異常と思える場合にはスマホなどで動画で記録し獣医師に相談することをお薦めします。


最後に犬は人間と違ってまとまって睡眠をとることはしません。

その分、1日の睡眠時間の合計は人間と比べると1.5~3倍必要になっています。

睡眠時間が少ないと犬も不眠症になります。


犬との長い生活をしていると、どんな犬でもその犬にとって安心できる場所はある様に感じています。

やはりその犬にとって安心して眠れる寝床は必要です。


人間にとって睡眠がとても大切なのと同じように、愛犬にとっても睡眠は大切です。

ぜひ安心して眠れる場所を作ってあげてくださいね。

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