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犬の酔い止めに効果的な方法

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犬の酔い止めに効果的な方法はあるのでしょうか?


家族旅行に行く際に、犬を飼っている人はペットホテルや友人などに預けて旅行に行くか、もしくは愛犬を連れて一緒に出掛ける方も多いかと思います。


近所へお買い物に行く際にも、愛犬を連れて行く方もいますよね。


そんな犬も車に乗ることが多い中、犬も人間と同じで車酔いしてしまうことがあります。


出掛けた際に愛犬が酔ってしまったら心配でビックリもしますよね。
そこで今回は、犬が車酔いの予防策と実際い車酔いしてしまった際の対処法をお伝えします。

petfriends.jp

記事を書いた人:PetFriends.jp店長 篠本

ペットフード販売士

1. はじめに

1-1. 犬は車酔いするの?

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犬も人間と同様に車酔いすることがあります


特に車への慣れていない子犬や若い犬は車酔いしやすい傾向にあります。


車酔いの仕組みは、三半規管と言われる耳の奥にある部分が、犬の体は車内に静止していますものの車の動きにより混乱してバランスを崩すことで自律神経が乱れて頭痛や吐き気などを起こします。 

1-2. 車酔いになった時の症状

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犬が車酔いしているとき、多くの場合以下のような症状が現れます。


・強いハアハアといった息切れ
・座席でウロウロしだす
・よだれ
・あくび
・嘔吐


また、車酔いと似た症状で、熱中症があります


熱中症は命に関わる可能性があるので、熱中症の症状の場合には直ぐに犬の体温を冷やしながら動物病院へ行きましょう。


熱中症に関してはこちらの記事を参考にしてください。


参考:愛犬を熱中症から守る予防や対処法
 

2. 犬が車酔いにならないための予防策

2-1. 酔い止め薬

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まず最初に考えられるのが酔い止め薬の使用です。


市販の人間用の酔い止めの少量を飲ませているといった話を聞いたことがありますが、おススメしません。
薬には副作用がある場合もあり、犬に合った薬が必要だからです。


有名な酔い止め薬はセレニアというお薬ですが、薬の種類によって眠くなりやすいものや抗不安作用を備えたものなどもあります。


獣医師と相談して車酔いの予防に適した酔い止め薬を処方してもらうことが可能ですので、出かける前に動物病院に行って相談し、愛犬に合った薬を処方してもらいましょう。

2-2. 車内温度と換気

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車酔いの予防策として重要なのが、車内の温度と換気です。


酔いやすくなる要因の一つとして、ストレスや緊張があります。


車内が暑すぎると犬は不快感を感じ、それが車酔いを引き起こす原因になります。


エアコンを適度に使用し、車内の温度を適切に保つことが大切です。


また、換気を良くすることで新鮮な空気が常に車内に入り、犬の気分を安定させて車酔いのリスクを減らすことができます。


臭いも車酔いの原因となります。


犬は嗅覚が敏感なので、強い芳香剤やタバコの臭いを控え、換気を定期的に行いましょう。

2-3. 慣らす

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車に乗る機会が増えて慣れてくることで、犬は車酔いする可能性が減ってきます。


短い距離のドライブから始め、徐々に距離を延ばすことをお勧めします。

2-4. 適切休息

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長時間のドライブでは、定期的な休息をしましょう。


休憩の際には車の外に出て、ちょっと歩けるとより良いです。


気分転換になるだけではなく、三半規管への良い刺激となるでしょう。 

3. 車酔いしてしまった犬への対処法

3-1. ツボを刺激する

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犬が車酔いになってしまったとき、アロマセラピーやツボ療法が効果的です。


下記の場所を軽くマッサージするようにしてあげてみてください。


築賓(ちくひん)
場所:くるぶしと膝の中間の内側でちょうどくぼんだ部分というのが目印です。


内関(ないかん)
場所:前足首の関節から犬の指2本分上の部分です。


参考:つぼマッサージ(ワンちゃん編)


また、人間同様に犬にとってもペパーミントの匂いはスッキリするようです。


ペパーミントにはペパーミントには胃の筋肉を緩める作用があると言われています。

アロマオイルの少量をティッシュペーパーなどにつけて車内に置いておくと、リフレッシュとなるでしょう!

3-2. 車内温度を下げる

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車酔いが起きたら、車内の温度を下げることも有効な対策の一つです。


車内が暑いと、酔いやすくなる可能性があります。


エアコンをうまく利用して、車内を涼しく保つようにしましょう。

さらに、車の窓を少し開けて換気することも効果的です。

4. 犬とのドライブを楽しむために

4-1. 安全対策

犬とのドライブを楽しむためには、酔い止め以外に安全対策も必要不可欠です。


例えば、犬用のシートベルトを使用して犬を安全に車内に固定することで、急ブレーキや万が一の衝突から犬の安全をサポートしてくれます。


参考:”PetFriends.jp” ペット専用カーシートベルト



他にもクリートと呼ばれるハードタイプのキャリーを用いることで、酔い止め予防効果も期待できます。

5. まとめ

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愛犬とのドライブはとても楽しいですよね。


夏休みや冬休みなどを利用して、遠くまで旅行する方も多いと思います。


しかし、車酔いする犬は結構多いようで、うちのワンコ達も初めて車に乗った時には車酔いをした経験があります。


対策方法としては、人間の車酔い対策とほぼ同じことが記事を読んで分かっていただけたのではないでしょうか。


慣れてくれば車酔いの可能性はグッと減らせているので、特に慣れの部分は大きいと感じています。


また、車酔いは精神状態も関係あります。


車内に犬だけを残すことは、車内温度を上げるだけではなく、不安を大きくして精神状態にも影響を与えます。

車に犬を残して車外に出ることが良くない理由もわかって頂けたかと思います。


子犬の頃から慣れることも大切ですので、まずは近距離から少しづつ車に慣れさせてあげてください。


愛犬とのドライブを楽しんでくださいね! 



参考:today's veterinary nurse【Preventing Motion Sickness in Dogs】

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