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犬の2匹目は後悔する?多頭飼いが仲良くなるまでにあなたがすべきこと

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記事を書いた人:PetFriends.jp店長 篠本

ペットフード販売士

1. はじめに

1匹目の犬との生活に慣れてくると、家族の一員として2匹目の犬を迎え多頭飼いをしたいと考える人も少なくありません。


実際に散歩している人を見ていると、多頭飼いしている方って多いですよね。


私自身も最高で3匹の犬を同時に飼ったことがありますが、私にとっては多頭飼いはとても良かったです。


2匹目の犬を迎えることで、家庭の喜びは倍増する事かと思いますが、多頭飼いは予想外のことが起こる場合もあります。


この記事では、2匹目の犬を迎える際の動機、多頭飼いのメリットとデメリット、そして2匹が仲良くなるまでに必要なステップなどに焦点を当てていきます。

1-1.多頭飼いのメリットとデメリット

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2匹目の犬を迎える動機やタイミングは人それぞれ異なります。


ペットショップでは兄弟で一緒にいることはほとんどないのであまり多くないケースだと思いますが、私の場合はブリーダーさんに1匹目をお迎えに言った時に兄弟が居て、その時には1匹のみしかお迎えしなかったのですが、兄弟が気になって数日後にもう1匹もお迎えしたという経緯がありました。


多くの場合は、1匹目の犬との生活に慣れて余裕が出てくると、2匹目をお迎えしたくなるケースではないかと思います。


多頭飼いのメリットは、後から来た犬のしつけが楽になる事が多いということです。

まさに先輩後輩のようなものです。

先住犬を真似るようになるので、先住犬のしつけに比べると楽になることが多いです。


ただし、先住犬のしつけが出来ていなかった場合には、あとからお迎えした犬もしつけが出来なくなる可能性があるので注意が必要です。


また、2匹の犬が一緒に遊ぶことで、それぞれのエネルギーを良い形で発散することができます

良く2匹で一緒に遊んでいたので、1匹の時に比べると遊ぶことなどに関して手間が掛からないということがあります。


同時に、エネルギーを受けるということもあるようです。

3匹目を迎えた際に、1.2匹目は10歳ほどで家ではあまりアクティブな姿を見ることが減っていたのですが、3匹目が来てからはよく遊ぶようになりました。


しかし、これは先住犬がシニアであり新しくお迎えしたのが子犬のケースであり、これには注意点もあります。


子犬は疲れ知らずで遠慮もしません。

シニア犬にも永遠と遊びをおねだりするのでシニア犬は疲れてしまいます。

この場合には、先住犬が疲れてしまわないように飼い主が気を配る必要があります。


他にも多頭飼いにはデメリットも存在します。


2匹目の犬を迎えることは、単純に費用、時間、労力の増加を意味します。

また、犬同士の相性や、性格、新しい犬が家庭に適応するまでの時間も考慮する重要な要因となります。


先住犬にとっても、新しい犬を迎えることは今までの環境と変わることになり、大きなストレスになる場合もあります。

2. 2匹目の犬を迎える際の考慮点

2-1. 犬同士の相性(犬種、年齢、性格、環境)

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2匹目の犬を迎える際には、犬同士の相性を考慮することが非常に重要です。


犬種、年齢、性格は相性に大きく影響する要素であり、これらの要素を考慮することが大切です。


例えば、元気で社交的な犬種や、気が温かい犬種は他の犬と仲良くする可能性が高いです。

これらを考えると、やはり多頭飼いにお薦めなことは、同じ犬種を飼うということです。


しかし、闘犬種であるボクサー、ピットブルなど、または気が強い子は多頭飼いに向いていません。

噛み癖のある子や、威嚇癖のある子も向いていません。


他の性格面においては、先住犬の性格が甘えん坊で、飼い主さんへの依存心が強い場合は、新しい犬をお迎えするのは注意が必要です。

自分だけの飼い主と思っていたのを取られてしまうと感じると、相性が悪くなることがあります。


年齢差がある場合では、年上の犬は年下の犬を受け入れる可能性が高いです。

しかし、先ほども言ったようにシニア犬と子犬など運動量などに大きな差がある場合には注意が必要です。


多頭飼いにおいては、何事も先住犬を優先的に考える方が上手くいくことが多いです。


そして、保護犬を新しくお迎えする場合にも注意が必要です。

保護犬は大なり小なり心に傷を負っていることが多いです。

その傷は先住犬との相性に影響することもあるからです。


飼い主のみならず、先住犬も穏やかで心に余裕があるタイプですと受け入れやすいのではないでしょうか。


保護犬のお迎えをお考えなら。

参考:ピースワンコジャパン

参考:ANIFARE

2-2. 犬の多頭飼いが向いてない人の特徴

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多頭飼いは通常飼い主にも多くの幸せをもたらしてくれます。

しかし、多頭飼いに向いているタイプの方と向いていないタイプの方がいます。


多頭飼いが向いてない人の特徴としては、日常が忙しい方、または既に1匹の犬のケアで満足している方などです。


当たり前の事ですが、2匹目をお迎えするということは世話をする犬が増えるということであり、食事や散歩や病院に連れて行くなどお世話が増えることになります。


当然、犬にかかる費用も増えることとなります。


日常のスケジュールに余裕があるかどうか、そして2匹目の犬を迎えることで生活がどのように変わるか、経済的に最後まで責任を持って面倒を見ることが出来るのかを慎重に考えることが重要です。

3. 多頭飼いの犬が仲良くなるまでにあなたがすべきこと

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多頭飼いを決める前に、まずは事前の準備と情報収集が何よりも重要です。


先住犬の性格や犬種としての相性や多頭飼いのコツについてリサーチし、準備を整えることから始めましょう。


そのためには獣医師やプロフェッショナルなドッグトレーナーからアドバイスを受けることも有効です。


また飼い主自身の生活において、1匹増えることでお世話をすることが出来るかなどもしっかりと事前に考えておくことが大切です。


またお迎えした後は、まずは慎重に顔合わせをさせましょう。

様子を見ながら徐々に一緒に過ごす時間が長くなるようにさせてください。


新しく迎えた犬の方に大きなストレスがあると考えがちですが、実は先住犬も同じくらいストレスを感じています。

ついつい新しい子の方に目が行きがちになりますが、先住犬にも目を配りましょう。


そしてどちらの犬にとっても飼い主が唯一の存在となります。

特に初めの頃は飼い主が上手に間に入るように、時間を掛けても良いので徐々に慣れさせていきましょう。


4. まとめ

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多頭飼いは、家庭に喜びをもたらす素晴らしい経験となります。

私も多頭飼いをしていましたが大きな幸せでした。

犬の2匹目、3匹目と多頭飼いして後悔したこともありません。


しかし、2匹目の犬を迎えることは、現実的に慎重に検討し準備を整える必要があります。


後悔せずに多頭飼いを成功させるためには、犬の個性と性格を理解し、準備と情報収集から行うことが重要です。

また必要に応じてプロフェッショナルなアドバイスを受けることも大切です。


愛犬と共に幸せな多頭飼い生活を送れることを願っています。

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